ホームページの作り方・WordPress・jQuery・SEO

2014.03.05 / 更新日:2015.05.12

あまい考えは今すぐやめろ!アプリ開発は素人では儲からない

アプリ開発

アプリ素人の私が開発しても本当に儲かるのか

ネットや本などでアプリは儲かると読んだことがあった。一攫千金を狙う私は「儲かる」というキーワードだけでアプリを開発してみようと思った。

けど、アプリ開発のことなんか全くわからない。作り方もデベロッパー登録のことさえもわからない素人の私はアプリ開発について調べることにした。

わずか2ヵ月で2000万円稼いだ神アプリ!

アプリ開発

約6年前トリムズというパズルゲームは開発費をほとんどかけずに2ヵ月で2000万円の儲けをゲットした夢のようなアプリがある。

その関係者は「中身が素晴らしいアプリケーションはひとりでに売れるのであり、開発者はそこを目指すべきだと」語っていた。

けど、それは6年前の話であって2014年には通用するのか?今「App Store」には100万本以上のアプリがある。いくら中身が素晴らしくても100万本の中から探し当ててくれるユーザーが何人いるか・・・

手放しで「よ~しアプリ作って俺も2000万ゲットするぞ!」とは到底思えない。

71,430ダウンロードでやっと儲け

アプリ開発

運営のこともちょっと考えてみた。今、日本のアプリの平均は170円以下で販売してるようだ。高額アプリはほとんどない。まっ高額アプリがあったら「なんでこんなに高いの?もっと安くしてよ」と思ってますよね?世の中アプリは安くて当たり前と思ってる気がする。実際のところ私もそうです。

それで肝心のどれだけ売れば儲かるのか計算してみた。100円で販売する、3割がアップルの手数料なので単純に70円の収入?70円って!ジュースも買えない。開発にかかるコストを考えると途方もない販売数をたたき出さなきゃ赤字だ!

開発コストが50万円だとすると7,143ダウンロードで元って事になる。7,143なら行けそうな数字?いやいや無理でしょ単純に考えて。

まっ本格的に作るとなると一人だけじゃ無理なので数人の力が必要になってくる。仮に10人なら10倍の71,430ダウンロード・・・7万以上って・・・途方もない数字だよね。遠のくアプリ開発の夢。

至難の業!10万本以上売れるのは10%

アプリ開発

日本では約23%のアプリが1年間で1000本以下しか売れていない。これは大赤字。1万本以下のアプリも56%、これでも赤字。10万本以下は90%の大半を占めている。

10万本以上を売るなんて夢のまた夢、10万本を越える壁は「進撃の巨人」の壁よりも高そうだ。

私がどんなアプリを作っても大赤字が目の前をチラつく。
デベロッパー登録方法や開発方法を調べる前に心が折れてしまった。

アプリ作れば儲かるんでしょ?的な考えは、やはり”ど素人”だった。本当に甘い考え。これではっきりした大怪我しない内にアプリ開発は止めよう。一攫千金なんて狙わずに地道にコツコツ行こう。

最後に

全体的にネガティブな数字と発言ばかりですみません。やっぱり儲けるのは難しそうですね。けど「アプリで儲けるのは無理」これは私の持論であって全ての人にあてはまるとは思っていません。私みたいな単純な考えだったら赤字が目に見えてますので止めようと思っただけです。

« »

トップ